ゆっくり走ると疲れるの??速く走ると楽ではなく、実は身体が○○している事が原因だと知っていましたか?
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前回は、
「ゆっくりで強度の低いランニングが痩せる!」
という内容で書かせて頂きました。
今回は、
「ゆっくり走る、速く走る」
の関係に着目して、書いていきます!
ゆっくり走る方が、速く走るよりも楽・・・
そんなのは間違いない!と思われるかも知れませんが・・・
実は、
「ゆっくり走るとしんどくて、速く走ったら楽になった」
なんて驚きの経験をされた事ある方、いませんか??
私の場合ですが、
初のフルマラソン「2012年大阪マラソン」で、それは起こりました。
当時を振り返りますと、
30キロ過ぎてから、1㌔5分20秒前後のスピードで走っていました。
暑さもあり、この時点ですでにバテバテ・・・
足は重たいし、でもこれ以上タイムを落とす訳にはいかない・・・
と、時計と睨み合いをしながらゴールを目指していました。
そして、35㌔地点、あと残りちょっとだ!!
「力を出し切ってやる」と思い、スピードを上げたら・・・
「ん?足が軽くなった?スピードも出る。それなのに呼吸がきつくない!」
という状態に入ったんですね。
そこからは、1㌔5分を切るペースで、
ラストまで走り切ることができました・・・
(これはランナーズハイとは違いますよ)
いつもこんな必死な顔をしてしまうのですが・・・(笑)
速く走って強度を上げたはずなのに、楽になったのです。
では何故このような状態になったのか・・?
当時の私なりの見解では、
「スピードを上げるとフォームが変わって、使っていない(疲れていない)筋肉を使って走ったから足が軽く感じた!」
と思っていました。
当然、フォームが変われば身体の使い方も変わるので、
間違いではないと思いますが・・・
その時の原因を、今改めて考えるとこのようになります。
実はブレーキをかけた事が理由でエネルギー消費が大きかったんです!
ゆっくり走ることでブレーキをかけて走っていた、
速く走ることでブレーキを外してスピードが上がった!
つまり、ブレーキをかけていたのでエネルギーをたくさん消費し、
心拍数も上がって、足にも負担がきていた。
という事が起きていたんですね・・・
「そりゃブレーキをかけて走ったらしんどいよね・・・」
と、思われる方もいるでしょうが、
しかし!
この落とし穴にはまっている人、実は結構多いんです・・・
自覚症状はありますか??
その証明としてお話しすると、
フルマラソンは、もちろんきついし、身体への負担も大きいですが、
42.195㌔を走り抜くという長丁場な競技特性ゆえ、
「6~7割くらい」と余裕を持ったペースで走りますよね??
特に、走り始めは
「スピードを抑えなきゃ抑えなきゃ・・・」と、
オーバーペースを気にします。
普段、1人で練習することが自然と多くなるのも、マラソンの特徴。
しかし、都内マラソンはだいたい2万人~くらいの参加者で走るので、
どんなにペースを抑えているつもりでも、つられて速く走ってしまいます・・・
そのため、
「これだと最後までもたない!ペースを落とさないと・・・・」
という意識する事になり、無意識のうちに「ブレーキ」をかけて走るようになるのです。
これが
「ゆっくり走るとしんどくて、速く走ったら楽になった」
の正体なんですね!
マラソン大会の本番でこれが起こってしまうと、
終わるまで、このブレーキ地獄を抜け出せない場合があります・・・
そのため、ゆっくり走ってもブレーキがかからないフォームを習得する事は、
実はマラソンを制する近道なのかもしれません。
ぜひ、日頃の練習から
「ブレーキした走り方をしない事」
「ブレーキをかけないフォームを意識して練習する事」
この2つを心掛けてみてください。
またタイムが伸びる事もあるかもしれませんよ・・
本当にランニングは奥が深いですね・・・
それでは、また書きます。
いつもお読みいただき、有難うございます。
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