何気なく実施している、ランニングのウォーミングアップの重要性とは??
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練習前や試合前、どんな運動でも皆様必ず「ウォーミングアップ」をしますよね。
小学校の体育の時間から、準備体操は大事と教えられてきているので、ほとんどの方はその大切さを認識していると思います。
では、なぜ運動前にウォーミングアップをしなくてはいけないのか、ウォーミングアップをすることで身体にどのような影響を与え、どのように競技パォーマンスに関係してくるのか。
ランニングをする前にはどんなウォーミングアップが良いのかを、今回は私なりにまとめていきたいと思います^^
ウォーミングアップとは??
運動前や試合前に、精神と身体を競技パォーマンスの為に準備をすることです。
ウォーミングアップを行うことで筋肉と深部体温が上昇、血流の増加を起こします。
これらのことが身体で行われると、下記のような期待がもたらされます。
- 力の立ち上がり速度、反応時間の向上
- 筋力、パワーの向上
- 筋肉への粘性抵抗の低減
- 活動している筋肉への血流増加
- 代謝反応の活性化
- 筋断裂に対する抵抗の増大
- ボーア効果(筋温が上昇し、ヘモグロビンやミオグロビンからの酸素の放出が進むこと)により、酸素運搬機能の向上
などがあります。
ウォーミングアップって時間が取られて面倒くさく感じる人も多いと思いますが、文字で見るとその必要性を認識することができます^^
ウォーミングアップの時間や内容
ウオーミングアップの構成要素を2つに分けて書いてみます。
①一般的ウォーミングアップ
時間は5分~10分程度で内容ゆっくりとした動き(ジョギング、スキップ)で行います。
一般的ウォーミングアップの目的は、心拍数、血流、深部の筋温、呼吸数、発汗を高めることです。
②専門的ウォーミングアップ
時間は8分~12分程度で内容は競技動作に類似した動きを活用します。
競技に必要な関節の動かし方を動的ストレッチ(ジャンプ、ランジ、バウンディングなど)で行い競技パォーマンス向上を目的として行います。
マラソンであれば、姿勢を保つために胸郭周りを動かす、お尻に力を乗せる、ゆったりと大きな動きで余裕のあるダッシュを数本いれる、などもありますので参考に^^
ウォーミングアップの注意点
ウォーミングアップで疲労してしまったり、身体に溜まっているエネルギー(糖質など)を低下させてしまわないように、強度は少しずつ上げて筋温や心拍数を上げていかないといけません。
ウォーミングアップは、個人個人の最適レベルがあり、競技により異なりますので、周りに合わせすぎないように注意が必要です。
いかがでしたか??
皆様のランニングライフの向上に繋がれば幸いですm(__)m
内容は異なりますが、やや関連している記事になりますので良ければ参考にしてみて下さい!
いつも読んで頂き有難うございます!^^
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