マラソン競技力向上の為、「LT」と「OBLA」を踏まえた練習メニューを組み立てよう!!
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マラソン競技力向上為、ランニングにはあらゆる練習方法があります。
以前の記事でメニューについて書きましたの良ければお読みください^^
今回は、そんなランニング練習メニューにより身体にもたらされる生理学的要因、「LT」と「OBLA」についてを書いていき、その為のオススメランニングメニューもご紹介します。
この内容は大阪体育大学の豊岡教授から直接学びましたので、マラソン仲間にもぜひシェアをお願いします('ω')
「LT」と「OBLA」とは???
LTとOBLA、聞いたことある方もちょこちょこいると思いますが、初耳の方もいると思いますので簡単にご説明していきます。
LT
LTとは乳酸作業閾値と呼ばれ、乳酸が血液中に一気に貯まり始める運動強度のことを指します。
なので、LTのペースがフルマラソンで走っているペースに相当します。
LTペースよりも速いペースで走ると、乳酸値が上がり疲労感じて走れなくなります。
これがLTを超えてしまうことがオーバーペースの原因です。
OBLA
OBLA(オブラ)と呼ばれ、血中の乳酸値が4mmol/ℓになった点を指します。
表の通りで、ほぼ無酸素性のエネルギー供給に近くなり、有酸素性トレーニングとしてできるギリギリの範囲の強度です。
レースで言うと、10k~ハーフマラソンくらいのスピードがOBLAに近いです。
LTとOBLAを踏まえた練習メニュー
LTペース以上のトレーニングは、マラソンパォーマンス向上を見込めます。
しかし3時間30分以内までくると、高強度のトレーニングを取り入れないとタイムの向上が難しくなってきます。
なので、LTとOBLAを意識したペース走をオススメします!
ポイントはLT以上、OBLA前後の強度で練習を行うことです。
【練習メニュー例 3時間30分前後向けタイム設定】
(実際私が実施したメニューです)
・ウォーミングアップ
(体操、ドリル、15分jog、流し×3本)
・ペース走20分
LTペース以上ペース10分(㌔4分30秒)
OBLAペースに近いタイム(㌔4分20秒)
rest4分
・チェンジアップ走30分
OBLAペースに近いタイム(㌔4分20秒)で1㌔
LTペース以上ペース10分(㌔4分30秒)で1㌔
を30分続ける
・100mダッシュ100mjog×7セット
7割~8割の感覚
・クールダウン
私の実力は現在まさに3時間30分前後だと思うのですが、疲労度と強度が絶妙です!
絶妙な理由は、かなりきつくは感じましたが、決してこなせないタイムではないということ。
全力のスピードではないからまだ余力はあるが、微妙に長い・・・・。
どちらかと言えば、気持ちの方がやられます(笑)
ペース走が終わると、疲労感はかなりあるがまだ動ける、という感じです。
この感覚が大事で、もし全力になってしまっていたら、強度を少し落とすべきです。
LTレベルの向上を狙うので、8割くらいの絶妙な強度で行うことに効果が表れます。
そして、最後の100mダッシュで力を出し切ってVo2max(最大酸素摂取量)の数値向上を狙います。
タイムの設定の目安としては、
【例】
フルマラソン3時間30分
↓
㌔5分ペース(LTペース)
↓
LTペースより上
(LTペースよりも20~30秒早く計算 4分30秒~4分40秒)
↓
OBLAペース
(上記のタイムから、更に10秒早く計算 4分20秒~4分30秒)
このタイムを参考にして、20~30分のペース走に取り入れて見て下さい。
公園や周回コース、信号のないところでGPS時計で距離とスピードを確認しながら実施して見て下さい!
週に1度でも取り入れ続ければ、必ずLT数値の向上が見込めます('ω')
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